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FY26.3実績 / 中計2028リフレッシュ後 / プラン・アンカーPER中心 5手法ブレンド
Ticker:4980
FY26.3 実績 / FY27.3 会社予想 / 中計FY29.3 目標
現在株価(円)
2026/5/29時点
発行済株式数(億株)※自己株控除後
174,741,400 − 7,231,259 = 167,510,141株
FY26.3 売上
¥1,138.3億
FY26.3 事業利益
¥393.5億
FY26.3 営業益
¥381.0億 (-4.1%)
FY26.3 NI / EPS
¥280億 / ¥166.5
FY27.3 売上予
¥1,230億 (+8.1%)
FY27.3 事業益予
¥400億 (+1.6%)
FY27.3 NI予
¥275億 (-1.8%)
FY27.3 EPS予
¥163.45
中計FY29.3 売上
¥1,640億
中計FY29.3 事業益
¥630億 (500→)
中計FY29.3 NI
≈¥445億
中計 ROE / EBITDA
≈31% / ¥749億
中計達成リスク・インジケータ(ホッケースティック) 来期横ばい→FY29に+57%ジャンプ
FY26実績 事業益
¥393.5億
FY27予想 事業益
¥400億 (+1.6%)
FY29中計 事業益
¥630億
FY27→FY29 CAGR
+25.5%/年
※ 来期(FY27)はほぼ横ばい予想だが、中計はFY28〜29に利益を一気に積み増す後ろ倒し(ホッケースティック)。鍵はフォトニクス(データセンター向け光トランシーバー)の新製造設備稼働による販売数量の大幅拡大と為替前提¥150/$。:会社が中計を自信を持って上方修正しフォトニクスを大幅増額した点は前向きシグナルだが、+25.5%CAGRの実現は未検証の前提であり、達成可否が株価の次の方向を決める。
FY26.3実績:売上¥1,138.3億(+3.1%)・事業利益¥393.5億(+3.4%)・営業益¥381.0億(−4.1%)・NI¥280億(+1.0%)。電子材料部品(AI/データセンター向けが牽引、+10.4%増収)が好調、光学材料部品は蛍光体フィルム終息で減収。
2026/5/13 中計2028「進化の実現」リフレッシュ:最終FY29.3 事業利益を500→630億へ引き上げ(フォトニクス大幅上方修正+為替前提変更)。これが+50%急騰の起点。
株主還元:5年累計 総還元性向60%目途、配当性向40%・DOE7%以上。FY26.3 総還元性向54.0%。のれん¥212.9億はIFRSで非償却(PER押下げ要因なし)。有形固定資産+54.6%=フォトニクス大型投資中。
ネットキャッシュ・BS調整(FY26.3末)
現金及び現金同等物(億円)
16,655百万
投資有価証券等(億円)
保守的に0(持分法投資¥47億は事業性)
有利子負債合計(億円)
流動31.76+非流動133.30
ネットキャッシュ = 現金等 + 投資有価証券 − 有利子負債 = ¥1.5億浜ホトと違い実質ネットキャッシュ≒ゼロ。大型設備投資で現金を有形固定資産に転換中のため、EV≒時価総額。SOTP/EBITDAに大きな現金クッションは乗らない)
Forward PER(中計FY29アンカー)— メイン手法
中計FY29.3 EPS × ターゲットPER → 現在価値
急騰の起点が中計上方修正である以上、評価の主軸は中計最終年度(FY29.3)の正常収益力。売上¥1,640億・営業利益率37%でNI≒¥445億を算定し、自己株控除後株数で割ってEPS≒¥266。
のれん償却加算は不要(IFRSでのれん非償却=EPSが押し下げられていない)。ROE27〜31%の優良コンパウンダーとしてフォワードPER 18倍を中立採用(信越/村田/日東電工15〜22倍、レーザーテック等30〜40倍のセクター中位やや下)。
中計FY29 売上(億円)
リフレッシュ後
FY29 営業利益率(%)
事業益630→OP≒608
実効税率(%)
直近実効税率
非営業損益(億円)
金融収支ほぼ中立
のれん償却加算(億円)
IFRS非償却→0
適用PER倍率 中立:18
高ROE成長 16-24倍
割引年数(年)
FY29.3→現在
割引率 COE(%)
株主資本コスト
市場は来期EPS基準で24.7倍/中計最終EPS基準で15.2倍を払っている。本手法の18倍(中計・割引後)はその中間に対応。
Sum-of-the-Parts (SOTP) — 現益フロア(参考)
2セグメント個別評価(全社費用なし) CROSS-CHECK
電子材料部品(ACF・光半導体・二次保護ヒューズ)OPM 37.5% / AI・DC牽引 +6.5%
年売上(億円)
年事業利益(億円)
EV/EBIT倍率 成長:17
AI/DC成長プレミアム
光学材料部品(反射防止フィルムARF・精密接合用樹脂)OPM 29.8% / 成熟・蛍光体終息 -1.7%
年売上(億円)
年事業利益(億円)
EV/EBIT倍率 成熟:12
スマホ/車載 循環
その他収益・費用(非セグメント純額)事業益→営業益の調整 ▲12.5億
その他純損益(億円)
その他収益4.79−費用17.33
資本化マルチプル
セグ加重平均整合
EV/EBITDA(設備投資型ビジネス補正)
年EBITDA(事業利益+D&A)× ターゲット倍率CROSS-CHECK
フォトニクス新棟で減価償却が増加局面(FY26 D&A¥75億→拡大)。会社定義EBITDA=事業利益+減価償却費。FY27予想ベースでEBITDA≒¥490億。現EV/EBITDA(FY26実績¥469億)≒14.4倍/中計¥749億基準では9.0倍。ターゲット13倍(AI素材ピア中位)を採用。
事業利益(億円)
FY27予
減価償却費(億円)
投資拡大で増加
のれん償却(億円)
IFRS非償却
EV/EBITDA倍率 中立:13
適正 11-16倍
DCF(中計トラジェクトリ+設備投資正常化)
5年予想 + Terminal ValueCROSS-CHECK
開始はFY26実績(売上¥1,138億・OPM 33.5%)。CAGR 12%で約3年後に中計売上¥1,640億へ到達する経路を想定し最終OPMへ線形改善。FCF/NOPATは0.68:足元はcapex¥237億≫減価償却¥76億で異常に高いが、フォトニクス新棟稼働後は設備投資が減価償却へ収斂し定常FCF転換率が回復するため、足元0.55-0.60での固定は過度に保守。WACCは高ROIC(19%)優良企業として7.5%。
売上CAGR FY26→FY31(%)
3年で中計到達
最終年度OPM(%) 中立:37
事業益率38.4%整合
永続成長率 g(%)
先進国成熟 1.5-2.5%
FCF / NOPAT 比率 正常化:0.68
投資正常化後
DCF WACC(%)
高ROIC優良 7-8%
予想年数
5年予想
PBR-ROEモデル(高ROEクオリティ錨)
BPS × 妥当PBR → 現在価値CROSS-CHECK
自己資本比率66.2%・自己資本¥1,093.6億の堅実BS。現BPS¥652.87、現PBR≒6.2倍。ROE 27.3%(中計31%)は高水準で、理論PBR=(ROE−g)/(COE−g)は高い値を許容するが、現6.2倍は中計ピークROEを前提とした水準。中立は妥当PBR 5.0倍(持続ROE27%・COE8%・g3-4%整合)を採用し、現状の割高度を測る錨とする。
BPS(円)
FY26.3末
将来BPS成長率(年%)
高ROE−還元・自社株
適用 PBR倍率 中立:5.0
ROE27%なら4.5-5.5
割引率 WACC(%)
割引年数
ブレンドウェイト・レジーム判定
レジーム選択(浜ホトは「来期OP YoY」で判定。デクセリは来期OPが+1.1%と横ばいのため、判定軸を「中計事業利益CAGR」に置換)
中計FY27→FY29 事業利益CAGR +25.5%は成長・再評価レジームに該当。Fwd PER(中計)+EV/EBITDAで65%、現益フロアのSOTPは10%に減量。
PER法ウェイト(%)★メイン
SOTP法ウェイト(%)
EV/EBITDA法ウェイト(%)
DCF法ウェイト(%)
PBR-ROE法ウェイト(%)
判定閾値(±%)
※ 5手法ウェイト合計100%(自動正規化)。レジームボタンで一括変更可。
マルチアプローチ 判定結果
ブレンドターゲット株価(5手法加重平均)
対現在株価 upside
現株価
手法別 ターゲット株価
① Forward PER ★MAIN
中計アンカーPER法
② SOTP
2セグ現益フロア
③ EV/EBITDA
償却前利益法
④ DCF
中計トラジェクトリDCF
⑤ PBR-ROE
高ROEクオリティ錨
ブレンドターゲット株価(5手法加重平均)
SOTP 計算詳細(現益フロア)
セグメント
売上(億)
事業益(億)
倍率
EV(億)
SOTP Equity = ΣセグメントEV + その他純額×倍率 + ネットキャッシュ。全社費用控除なし(調整額ゼロ)。
市場価格クロスチェック(来期基準 vs 中計基準)
現在株価から逆算した織込水準。来期基準では割高、中計基準では割安に見える=「中計を信じるか」が全て。
PER(来期EPS¥163.45 基準)
PER(中計最終EPS¥266 基準)
EV/EBITDA(FY26実績¥469億)
EV/EBITDA(中計¥749億 基準)
現在時価総額
現在EV(時価総額 − ネットキャッシュ)
現在 EV/Sales(FY26実績)
現在 PBR(BPS¥652.87)
市場が織り込むSOTP平均EV/EBIT倍率
市場価格が最も近いシナリオ
参考:急騰前 / 急騰後 株価との比較
急騰前 株価(2026/5/7 終値)¥2,642
本モデル Bearシナリオ(計画織込前相当)
本モデル Baseブレンド
本モデル Bullシナリオ
本モデル 構造リレーティング
急騰後 高値(2026/5/18 終値)¥4,187
乖離の正体:Bearシナリオ(中計を信じない世界)の理論株価が急騰前¥2,642とほぼ一致。つまり¥2,642→¥4,038の約¥1,400上昇は中計上方修正の織り込みそのもの。現在値はBase〜Bullの間に位置し、市場は中計達成にかなりの確度を織り込んでいる。
手法別 計算内訳
手法計算式ターゲット株価ウェイト
計画懐疑 / 中立 / 計画完遂 / 構造リレーティング シナリオ
全パラメータをセット変動。中立はインプット値。市場価格が最も近いシナリオを自動ハイライト。
計画懐疑 (Bear)
中計未達/OPM33%・PER13・SOTP倍率縮小・EV/EBITDA10・DCF OPM32%/CAGR5%・PBR3.3
中立 (Base)
入力値(中計を概ね達成・AI継続)
計画完遂 (Bull)
中計達成確認/OPM38%・PER24・電子21/光学15・EV/EBITDA16・DCF OPM39%/CAGR15%・PBR6.5
構造リレーティング ★
AI構造ブーム継続/OPM40%・PER30・電子26/光学18・EV/EBITDA19・DCF OPM41%/CAGR18%・PBR8.0
構造リレーティングとは:AI高速通信(光トランシーバー)需要が一過性でなくセクター全体のマルチプル恒常的上振れとして織り込まれる世界線。フォトニクスが半導体製造装置並みの評価を受ける想定。
SOTP マルチプル感応度(現益フロア)
SOTP全体マルチプルを一律スケール。他手法は入力値固定。
SOTPマルチプル調整SOTP株価ブレンド理論株価対現株価
PER感応度(中計FY29 EPS基準)
PER倍率中計PER株価(将来)現在価値ブレンド理論株価対現株価